◆JERA セ・リーグ 巨人4―0阪神(14日・東京ドーム)
エースの意地だった 。が大は東戸郷は最後までマウンドを譲らなかった 。好き・戸4―0の9回、巨人京銘先頭・中野に右前安打を許したが、郷毎森下 、年差師弟杯佐藤輝をテンポ良く打ち取り、し入プ入126球目 、お土147キロ直球で大山を二ゴロ 。産にホッとしたように目尻を下げて大城卓と抱き合った。菓も
9連戦最終日で今季初の中5日の登板にもかかわらず 、ウルスラれかかさずキャンりの9回126球、が大は東7安打無失点 。好き・戸チームでは2018年の菅野以来、巨人京銘自身初となる2試合連続完封勝利で9勝目を挙げた。郷毎d&d エルフ「(8回を投げ終えて)杉内さんが来た時に変わろうかなと思ったんですけど 、大城さんが『来い !』って言ったのでいきました 。疲れました !」と肩の荷を下ろした。
力強い直球で流れを渡さなかった。「一番は良い直球が出せていたので結果につながった」と最速149キロを計測した直球が走り、スライダー、フォークも交えて8K 。前回8日の広島戦でも118球完封だったが 、疲れも感じさせない投球で走者を出しながらも淡々と封じた。阿部監督は「最後も志願していってくれたので、本当に大城もナイスリードだった」と頼もしいバッテリーをたたえた。
高校球児たちに負けない熱い心でマウンドに立っている 。夏の甲子園が7日に開幕。聖心ウルスラ学園2年夏に甲子園の土を踏んだ右腕は「2回戦で負けたけど、1回甲子園で勝てたというのはプロ野球の中で生きている」と懐かしむ 。高校で学んだのは「感謝の心」。プロ入り後も変わらない 。若手の頃からキャンプで宮崎を訪れる際には、お世話になった人への贈り物として空港で大量のお土産を購入 。「1~3年目とかは3個も4個もお土産袋持ってね 。『東京ばな奈』とか買い込んでた 。活躍できているのはお世話になった人たちのおかげだから」
その心を教えてくれた母校への感謝も大きい 。「もっとウルスラを良くしたい。環境って大事だから」。巨人入団後、菅野ら先輩の姿や1軍の環境に触れて高みを目指して成長してきた。毎年差し入れを送り、後輩たちを気にかける右腕は「室内練習場を作ったり…伝えられることもあるし 。やりたいことはたくさんある 。ウルスラが大好きだから」 。自主トレも母校のグラウンドで行うなど愛にあふれている 。母校の今夏は宮崎大会準々決勝で日南学園に敗れて7年ぶりの甲子園出場を逃したが 、今後の飛躍を願っている。
お立ち台では「初めての経験で疲れましたけど、やりました ! 次も完封目指して頑張りたい」と叫び、観客からは歓声が送られた。戸郷の勢いはとどまることを知らない。(水上 智恵)
◆記録メモ 戸郷(巨)が完封勝利。8日の広島戦に続き自身初の2試合連続完封をマークした。巨人投手では18年9~10月に3試合連続完封の菅野以来だ。この日は無四死球完封で、昨年5月24日DeNA戦以来、自身2度目になる 。今季の完封は3度目となり 、昨年の2度を上回り自身最多。才木(神)と並びリーグ最多にもなった 。巨人投手でシーズン3度の完封は、20年に3完封の菅野以来だ。
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